価格の安さ

車に対する価値基準

価格の安さはとても重要なので安ければある程度は仕方がない、その機能は諦めます、少しぐらい悪くてもしょうがないですね、というような価値基準が車の場合は存在します。しかしこれは非常に恐いことだと言われたりもします。

 

家電製品でも最近は日本製が韓国や中国に追い抜かれているのも、このあたりに問題があるんじゃないかと分析するアナリストもいますよね。日本は多機能、高品質を当然としてきましたが、やはり高級品であり、けっして安くはないのです。そこに韓国製品は安くて、日本製ほど多機能ではないが、最低限の性能はきっちりと確保して、普段使うにはまったく不満がないという感じです。

 

中国製品はさらに使い道が限定されたりするが、割り切ることでさらに安いのです。日本の多機能、高品質、高価格のプレミア領域には今の世界ではお客さんがあまりいないんですよね。利幅は少なくても数が売れれば儲かる。利幅は大きいが数は限定される。これからの日本のメーカーは果たしてどちらの戦略を選択していくのでしょうかね。クルマのマーケットにも同じことが起きているのです。