海外での日本車

タイでつくられているマーチ

タイでつくられているマーチは、グローバルで考えたクルマの品質としてはギリギリのラインと言われたりもします。ダイハツやスズキなどは軽自動車ベースでちゃんとしたクルマを安くつくっているから、わざわざ不安なクルマを買う必要はないが、新興国市場ではそれでも高価なクルマというカテゴリーになってしまう。

 

日本車もこれ以上に安くしようと思えばできるのでしょうね。でももちろんのこと今のレベルは落とさなければいけないですね。たとえばCVTミッションをやめ、3速のトルクコンバータにする、マニュアルにする、などなど。日本メーカーは格安車をつくれ、というような要請はそこまで大きなものなのでしょうか。

 

日本の安い軽自動車は、世界に出しても安全性は余裕で十分にクリアするわけですね。そして、海外市場への対応が迅速にできることも揺るぎのない強みということになるでしょう。スズキがワゴンRをオベルに供給していたときのこと。輸出用は800αのエンジンを積んでいこうと考えたが、オペルが「それでは勝負にならない、少なくとも1リッターのエンジンを載せたい」というリクエストを出したということのようです。すると、本当に短期間で1リッターのエンジンが載るというようレベルらしいんですよね。