日産自動車

リソースをグローバルに育成

パッケージとしての車を作り上げていくのはそれぞれの完成車メーカーの役割になります。2次電池を他社に使ってもらっても、それを制御しモーターやインバーターまで含めた一つのパッケージとしての性能を満たすように仕上げていくことが必要だと思います。日産では、かつてトヨタ自動車のハイブリッドシステムを購入し、アメリカ市場向けの「Altima」に搭載していました。しかし、システムは同じでも、車の性能はまったく違う。Altimaは走行性能を重視し、発進加速の良い車に作り上げました。その違いが各社のブランドでもあり、自動車メーカー各社がそれぞれ存在している意義だと思います。

 

グローバルに相互補完しながら変化に柔軟に対応、優先順位をつけて技術を開発し、開発した技術はグローバルに展開しつつ、それぞれの地域市場ではニーズや特徴に応じた多様な事業展開を行うためには、グローバルな能力の平準化やレベルアップが必要だと思います。どのようにこれを実現しているのでしょうか。幅広い対応の必要性を考えると、日本のリソースだけでは賄いきれません。リソースをグローバルに育成し、活用することが必要ですね。